From:梅田亮
0.5倍速。
1コマずつ止める。
また進める。
夜。寝る前の布団の上。
スマホに顔を近づけている父親がいます。
私です。
見ているのは、YouTubeにあるプリキュアの変身シーン。
「……めっちゃ作画が綺麗やなぁ。」
思わず声が出ます。
隣で娘がきょとんとしています。
私のアニメの見方は、ちょっと変わっています。
話の組み立て。セリフの裏の意味。声優さんの演技。キャラの人間くささ。
いろいろ見ます。
でも、一番見るのは作画です。
どんなにきれいなアニメでも、1コマずつ止めるとどこかが崩れます。
顔がゆがむ。線がぶれる。形がおかしくなる。
ふつうに見ていたら、まず気づきません。
ところが、プリキュアの変身シーン。
何回止めても、崩れない。
なんじゃこれ。
きっかけは2か月前です。
日曜の朝8時半。娘になんとなく見せたのが始まりでした。
キュアアンサー。
キュアミスティック。
キュアアルカナシャドウ。
変身シーンをみて作画に釘付け。
※ちなみに正しくは「変身バンク」と言うらしいです。
そこからは早いです。
変身シーンのセリフを覚える。
オープニングもエンディングの歌も覚える。
寝る前は、娘とYouTubeで変身シーンを見る。
私は娘に「どんな謎でも?」と聞きます。
そうすると、娘は、
「はなまる解決!名探偵キュアアンサー!」
と言います。
毎晩、娘とセリフの言い合いです。
さらに、今やっている「名探偵プリキュア!」だけでは、もう足りません。
前のシリーズにさかのぼります。
キミとアイドルプリキュア。わんだふるぷりきゅあ。ひろがるスカイプリキュア。
過去3年にさかのぼります。
そして、今年は映画にも行きました。
一番楽しんでいたのは、たぶん私です。
娘よりハマる父親。
爆誕です。
ちなみに妻は、アニメに興味がありません。
完全に置いてけぼりです。
で、ここからがうれしい話です。
娘が言うんです。
「パパとお風呂入りたい」
「今日はパパと寝る」
毎日です。
「パパとママ、どっちが好き?」
こっそり聞くと、娘は小さな声で言います。
「……パパ」
親として、これ以上うれしいことはありません。
妻は毎日すねています。
今日も娘とケンカして、ひとりベッドですねています。
(ごめん。)
でも、ふと思うんです。
私、娘に何かをしたわけじゃありません。
「パパを好きになってね」と頼んでもいません。
娘が好きなものを、本気で一緒に楽しんだ。
それだけです。
人は、自分の好きなものを一緒に楽しんでくれる人に、心を開きます。
子どもも。
大人も。
スタッフさんも。
先生の医院でも、同じだと思うんです。
スタッフさんとの距離を縮めたい。
そう思って、食事会をする。面談をする。待遇を上げる。
どれも悪くありません。
でも、スタッフさんが心を開くのは、もっと小さな瞬間です。
自分の好きなものの話を、院長が本気でおもしろがってくれたとき。
大事なのは「本気で」のところです。
話を合わせているだけだと、すぐにバレます。
子どもにも。スタッフさんにも。
じゃあ、どうすれば「本気」が伝わるのか。
実はこれ、ちょっとしたコツがあります。
その前に、ひとつだけ質問させてください。
先生は、スタッフさんが今夢中になっているものを、ひとつ言えますか?
梅田 亮
P.S.
今夜も娘と、変身シーンを見る約束をしています。
P.P.S.
スタッフさんの話を「本気でおもしろがる」聴き方は、90分の無料体験セッションで一緒に練習します。

